スーパーの裏でヤニ吸うふたり(1,2巻)を読みました。
先日オススメの漫画を教えてもらったのでkindleで買って読みました。 ネタバレはなるべく回避してます。 どうも、鷹島です。
読んだ本(漫画)
概要
「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」(以下、ヤニすう)の1巻および2巻を購入して読みました。
スクウェア・エニックスのビッグガンガンにて連載中(元々はTwitterで掲載していたっぽい)の漫画です。ストーリー&作画は地主さん。
magazine.jp.square-enix.com
古典的な漫画カテゴリで言えば「ラブロマンス」「ラブコメ」とかそこらへんかもしれません。ただ、ここは敢えて2023年風にリカテゴライズするなら「推しロマンス」「推しコメ」でしょうか。
ストーリーはタイトルそのままに、40歳男性会社員の佐々木(1巻表紙の細身の男性)とスーパーで働く女性定員「田山」(1巻表紙のジャケットを羽織った女性)がタバコを吸いながらトークするお話です。タイトルがシンプル過ぎて特に言うことが無え。
概要だけで話の大筋はわかるかと思います。
つまり、↓こうなるわけです(1巻「8本目」より引用)。
画像の汎用性たっけえな。
良かったポイント
絵柄
7本目ぐらいから線のタッチが細かくなって繊細になり、安定していきます。
線は細めでキリっと。トーンやベタを使って印象的に視線誘導するスタイル。
シンプルだけども、細部に作者さんのキャラ造形やキャラへのこだわりが見えます。
視覚情報が整理されているのでキャラクターに注目しやすくていいですね。
個人的に情報量が多い絵は苦手なので、見やすく読みやすいのは嬉しい。
タバコを持つお手々や焼き芋を「はぐはぐ」する表情も作中見られます。
仕草フェチな方には是非とも上記コマ(2巻「22本目幕間-後」より引用)の話を見てくれると嬉しい。
個人的にはこの次のコマが好きです…………
作中のヒロインに関しては、クールさ色っぽさが特徴的なため細かい仕草の作画にも気を使われていますね。
目つき、髪の毛、タバコを持つ手・指は見比べてて楽しかったです。
ストーリー
大筋は概要の通りなので、省くとして……。 この手の漫画は細部の美しさを楽しむものだと思っておりますので、省くとして……。
構成についてポイントを挙げましょう。
徐々にネームドキャラクターは増えていきますが、本筋に大きく関わるのはメイン2名にしっかりフォーカスされています。
あくまでも「ヤニ吸う二人」がタイトルになってるわけですから、嘘偽りなく彼らの関係性や心理描写の情報量が多めに盛り込まれた構成というのが心地よかったです。
所感・感想
主人公の佐々木とヒロイン山田のCVがふと思い浮かびました。
アニメ化したら諏訪部順一さんと上田麗奈さんが担当しそう、とか思いました。細身おじ諏訪部さん&ダウナーうえしゃまです。
1巻終盤を読んでる頃からそんなヴォイスイメージで読んでいました。
店長がいいキャラしてるので、田村睦心さんにクールに演じて欲しい。
タバコが嫌がられる2023年現在で、敢えてロマンス×タバコの美味しいエンタメ・シチュエーションを見られたのは良かったですね。
タバコが絡む話だから盛り上がるシチュエーションをしゃぶり尽くせるというのは良かった。
完結までしっかり買い揃えて行きたい作品ですね。
今日はここまで。