鷹式の切れない剣 -2nd blade-

根暗メガネが送る日記

【備忘録】長期に渡ってビジネスホテル滞在する時に気をつけること

2年ぐらい前にビジネスホテルに長期滞在したことの備忘録です。 「中の人はコロナにはかかっていません。とっとと家に帰りたいです。上司もう二度と許さん。」 ……と滞在当時の私は思っていました。 友人先輩後輩諸兄には縁の無さそうな内容です。

お仕事の都合で長期出張をする際は、本記事をご覧になってご家族・ご友人に協力を仰ぐと良いかもしれません。 一部、旅行する時の参考にしてください。

食事・栄養摂取の手段を決める

朝・晩の食事を決める

毎日3食食べるとして、朝食・夕食の方法を決めておきましょう。

朝食については、まず最初にホテルのプランに朝食付きのプランの有無を確認しましょう。 AM6:00~AM10:00に朝食を食べる人であれば、プランの確認を強くお勧めします。 ただし、ビジネスホテルだと大抵味はそこまで美味しくない割に値段は高いです。 牛乳とシリアルとそれをよそう容器・食器を買った方が安上がりの可能性もあります(スポンジ代&食器を洗う手間はありますが……)。

ホテルの朝食プランに定食(ご飯+味噌汁+焼き魚など主菜+副菜)やバイキング形式などであれば、コンビニorスーパーで主菜や惣菜を買うよりも手間等省ける可能性が高いです。 QoL的には、明らかにホテルの朝食プランを採用した方がよいでしょう。 お仕事での長期出張の場合、後述の会社負担ホテル代と合わせて支払ってくれる可能性がありますので会社と交渉しましょう。 もしホテルの朝食プランが無ければ、長期保存できるパンやスナック(カロリーメイトとか)を大量買いしたり、食べる前日にコンビニおにぎり等を買うと良いでしょう。 個人的には毎日買うのは苦だと思ったので、賞味期限が長いパンやスナックを大量買いしていました。

夕食については、外食以外の選択肢を用意しましょう。 部屋や廊下に電子レンジがある場合、冷凍食品(お弁当、冷凍チャーハン等)はあると便利です。 行こうと思っていた飲食店が休業だったり、平日の晩に外出したくない時に重宝します。 ただし、安いビジネスホテルに長期滞在するのであれば、部屋にある冷凍庫はキャパシティが貧弱ですのでnashやCHEFBOXのような宅配冷凍弁当は使用できません。

冷蔵庫兼冷凍庫のスペースは下記と想定しておきましょう。 期待してはいけません。 * 冷蔵庫:500mlペットボトル6本程度 * 冷凍庫:冷凍チャーハン1~2食程度

摂取する栄養の偏りを許容する

私は自宅住まいでは自炊して野菜を多く摂ることを心がけていましたが、ホテル住まいとなるとその手段は大きく制限がかかります。 まず野菜を食べようとすると大きくお金がかかることを覚悟しましょう。

  • コンビニ/スーパーの出来合いの惣菜・サラダ
  • デリバリーのメニューのサラダ
  • 飲食店(実店舗)のメニューの惣菜・サラダ

どれも自炊を基準にすると1食が非常に高くなります。 単価を抑えるのであれば、スーパーマーケットのキャベツ千切りやサラダセットが安価です。

栄養価だけを考えるのであれば、野菜経由のビタミン等摂取は諦めてサプリメント経由摂取を食事にプラスする形をとりましょう。 ↓下記のビタミン剤は重宝しました。

DHCマルチビタミン 90日分

DHCマルチビタミン 90日分

  • DHC(ディー・エイチ・シー)
Amazon

滞在に伴う諸経費の負担は会社か個人かを明らかにする

会社負担分を洗い出す

自分が勤めている会社に対して事前に確認をとっておきましょう。 経費申請がスムーズになったり、そもそも申請する必要が無くなります。

下記は私が過去に会社で費用負担の確認を取った内容になります。

  • ホテル宿泊代
  • ホテル朝食代

経費ではありませんが、通勤手当や地域手当も確認しましょう。 滞在期間によっては通勤手当の再申請が必要になります。

自己負担分を洗い出す

会社負担以外にも、個人負担で洗濯費用(コインランドリーを使った洗濯。大抵、硬貨が必要です)が必要になります。 コインランドリーのドラム式洗濯機であれば、私服やワイシャツなどを洗濯する際洗濯ネットを持ち込んで使うことをお勧めします。 洗濯ネットを使わない洗濯・乾燥が終わって洋服を見てみたら、引っかかりによる目立つ傷つき・目立つ羽立ちが起きてしまいます。 コインランドリーの使用方法と合わせて確認し、洗濯ネットの使用を心がけましょう。 使用判断は任意になりますが、個人的には洋服を守りたいなら洗濯ネットを使ってのコインランドリーは常に考えたほうが良いです。

仕事中にワイシャツを着ている方はアイロンやアイロン台(もしくは後述のアイロン用シート)を用意して郵送すると良いかも。 ※ホテルの備品レンタルできる場合はそちらを利用しても良いですが、返却の手間が面倒になってきます。

滞在期間によってはワイシャツのサブスクリプションを利用して、そもそもアイロン不要にするのも手です。

余暇の時間の使い方を考える

平日に仕事が終わってホテルに帰ってきた夕食後の時間や、休日の過ごし方を考えておきましょう。 普段行かない土地への遠征であれば、その土地の観光地巡りや商業施設探索は休日の時間を使う良い機会でしょう。 もし住宅地や工業地など娯楽施設が少ない場合、ホテルの部屋で過ごせる物を用意しましょう。 持参する場合は下記をポイントとして選ぶと帰省時に処分・郵送に困りません

ラップトップPCもしくはタブレットPCはインターネット環境さえあれば音楽映像調べ物ゲーム等多くのことができます。 十徳ナイフなんてメじゃない機能性ですので、持参するか調達しましょう。 電子書籍も読めますし、タブレットPC有ればインプット系の趣味は事足ります。 筋トレやエクササイズに関しても、体調管理アプリが使えますのでスマホ以外にタブレットPCがあると捗ります。 あれ、やっぱりタブレットPCさえあれば良いんじゃないか……?

滞在先のアメニティに無いものを考える

事前に滞在先がわかるのであれば、アメニティに無いものを持参するようにしましょう。 特に、下記のようなアメニティリストに記載が無いものは持参しておくのがよいでしょう。

  • マルチタップ
  • 手持ちのガジェットの充電用ケーブル
  • マイコップ/マイタンブラー(非ガラス製)
  • 衣類ハンガー(最悪捨てられるようにプラスチック製だと良し)
  • 洗濯ネット(コインランドリーを使用する場合)

スマホやワイヤレスイヤホン、ラップトップPC等複数のガジェットをお持ちの方は特にマルチタップを持参しましょう。 「ホテルの机に備え付けの全ガジェットを充電できない!」 「ドライヤーをかけながらスマホ充電ができない!」 といった、コンセントが少なくてxxできない問題を避けられます。 ホテルのエントランスでマルチタップを借りられることもありますので要確認。

長期滞在であれば、非ガラス製のマイコップ/マイタンブラーがあると良いでしょう。 水以外の飲み物を安く調達する際、紙パック製品が選択肢に入ってくることでしょう。 ホテル備え付けのコップでも構いませんが、マイコップがあると歯磨き時に使うコップと分けることもできます。 また、ホテルの部屋に瓶のお酒を持ち込んで飲む際にも、マグカップがあれば重宝するでしょう。 私は↓のようなマグカップを持参し、ウイスキーと肴を現地調達して酒盛りしました。

ハンガーについては、持参する衣料品の量が多いほど持参した方が良いです。 着るもの・ハンガーに掛けたいものに対して、ハンガーそのものが足りないことがあります。 コインランドリーを使う場合は、生乾きの際に部屋干しする手段としても(郵送や100均などで)調達しておくといいでしょう。

だいたいそんな感じ。 今日はここまで。